これが私の社会最適
「社会最適」を追求する
社員の取り組み
プラスグループが目指す「社会最適」の実現に向けた、社員一人ひとりのサステナビリティを意識した取り組みとその想いをご紹介します。
働く人に満足を。
NSK株式会社
管理本部 総務部
人事課 課長
坂本 武治
数字で測れない部分にフォーカスし、社員の成長を後押しする仕組みを
会社が大切にしていることは数字で測れるものばかりではなく、それ以外にもたくさんあります。しかし、従来の評価制度は、目に見える「成果」、つまり数字での評価が中心で、そこに至るまでの努力や挑戦といった「過程」が十分に評価されにくいものになっていました。「過程」にもフォーカスする制度を作ることで、社員が遊び心をもって気軽に業務に取り組めるようにできないかと考えていた中で、社員の声をもとに「NSKポイント」制度をつくりました。この制度は、研修会に参加する、会社が推奨する資格取得に挑戦するなど、社員のスキルアップを目指した具体的な行動に対してポイントが付与され、自然に評価につながる仕組みを構築するものです。社員一人ひとりが楽しみながら活動することで主体的に成長し、組織全体の活性化につながることを期待しています。
ビズネット株式会社
経営管理部 担当課長
三原 隆介
「ありがとう」を伝え合うことで社員同士のコミュニケーションも活発に
過去の社員意識調査の中で、「部門ごとの壁を感じる」「他部門が何をしているのかわからない」といった意見が寄せられることがあり、ビズネットの大きな課題となっていました。さらに当社のブランド再定義を目指したプロジェクトが2022年に発足し、社内でのブランド意識を統合していく中で、コロナ禍の影響もあり社員同士の交流が希薄になっていることがあらためて課題として挙げられました。
その課題を解決すべく、「サンクスカード」の取り組みを開始しました。これは、感謝の気持ちを社内コミュニケーションツール上のカード形式で送り合うもので、年に一度、感謝を受け取った数と送った数が多かった社員を表彰し、記念品を贈呈しています。この取り組みを開始して以降、些細なことでも「ありがとう」を伝え合う文化が少しずつ醸成されてきています。1年間の集大成として社員の「ありがとう」を改めて目にしたり、景品を準備したりする時間はとても心が温かくなりますし、表彰者を発表するのを毎年楽しみにしています。私自身も積極的に活用していますが、相手に「ありがとう」を伝えるのは、伝える側にとっても気持ちがいいものですね。引き続き、この取り組みを長く続けていこうと思います。
社会に満足を。
セーラー万年筆株式会社
開発本部 企画開発部 企画開発課
中井 花音
SATELLITE CRAYON PROJECT「海のクレヨン」コラボ商品「海の万年筆」
「SATELLITE CRAYON PROJECT」とのコラボレーションによる「海の万年筆」の開発に携わりました。SATELLITE CRAYON PROJECTとは、スカパーJSAT株式会社が2022年に立ち上げた、人工衛星から見た地球の色を扱うカラーブランドで、クレヨンを通じて地球の色の豊かさを伝えるとともに、地球に興味を持ってもらい、好きになってもらうことを目的としています。
当初、クレヨンで表現されている繊細な海の色を、万年筆やインクでどのように再現するかが課題でした。私はデザインを担当し、クレヨンの色合いをインクとして再現するために、樹脂の色を細かく調整するなどの工夫を凝らしました。「海のクレヨン」12色の中から、「Eleuthera Island」「Amami Oshima」「Syvash」の3色を選定し、それぞれの海の色を万年筆とインクに落とし込みました。また、この製品は売上の一部を広島県の海を守るプロジェクト「GSHIP」へ寄付するなど、環境保全にもつながっています。今後も、製品を通じて地球や自然への関心を高めるとともに、社会に貢献できる取り組みを広げていきたいと考えています。
未来創造開発センター合同会社/
プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー
R&D本部 製品開発3部
伊藤 瞳
“はがして消せる”「Que Será(ケセラ) インク」の開発
「間違えても消せるペン」へのニーズの高まりに応えるため、プラスでインキの研究を開始しました。研究開始から1年ほどで消せるインキの基本設計を確立し、その後、アストラム出身の未来創造開発センター技術者も合流して製品化の目途が立ちました。最終的にはアストラム、セーラー万年筆も合流し、グループ横断プロジェクトとして“はがして消せる”ボールペン「Que Será」の開発が進められました。従来の消せる筆記具は熱で消えてしまうなど温度変化の影響を受けることがあり、「安定して書けて、安心して消せること」をどう実現するかが課題でした。そこで、筆跡を物理的にはがして消す新しい仕組みに着目し、開発を進めました。私はインキの配合設計に携わり、アストラムと共同で書き味と消去性能の両立を目指して改良を重ねました。特に苦労したのは、「筆記の濃度」と「消去性」のバランス。色の濃さを上げると消去性が低下してしまう、反対に消去性を優先すると色が薄くなってしまう、というトレードオフの課題がありました。また、なめらかな書き味を目指してインキの粘度を下げると、インキの安定性が低下して着色成分とゴム材が分離してしまう、といった影響も出ます。こうした技術面と実際の使い心地のバランスを考えながら、配合の検討と試作・検証を重ねました。これからも、書くことの自由度を広げる新しい筆記体験を提案していきたいと考えています。
プラス株式会社
ファニチャーカンパニー 営業本部
クリエイティブ事業部 見える化ソリューション推進室
辻井 耕太郎 室長 弓削 達也 伊井 千晶
(写真左から)
「イゴコチの見える化ソリューション」による新たな働き方やオフィス環境の効果を見える化
多様な働く場とオープンコミュニケーション構築を目的に2024年に行ったオフィスのリニューアルプロジェクトの完成後のアンケート結果からは、「出社したくなった」「満足度が向上した」といった効果が見える化されました。一方で、これらの良い効果とともに、KPIとしていたオープンミーティングの増加が実現できていないこともわかりました。
これまでは単発での取り組みが中心で継続した支援ができていませんでしたが、月次の利用データ推移を年間を通じてモニタリングすることで、運用開始から半年で新たな働き方が浸透し、オープンミーティングが増加しました。1年後アンケートでは、さらなる満足度向上と新たな課題抽出ができ、継続的な見える化の重要性を実感し、今後、蓄積データを活かした複合的なデータ評価の向上をさらに進めていきます。
プラス株式会社
ステーショナリーカンパニー 製品戦略本部
製品戦略1部 第1企画グループ
滝沢 奏子
学校現場の声に寄り添った商品開発
学校現場には、さまざまな課題が潜んでいます。現場の声に耳を傾けながら課題を掘り起こし、先生や子どもの負担軽減につながる商品を開発しています。
学校を訪問して調査する中で、教科書を教室で保管するためのPP製ボックスファイルが、約3人に1人の割合で破れているという想定外の状況がわかりました。そこで、子どもの視点で使い方を分析し、「丈夫な置き勉用ボックスファイル」を開発しました。
また、書道の授業では作品掲示の準備が先生の負担になっているという声を受け、「書道用作品ホルダー」を開発しました。作品を差し込むだけできれいに掲示できる構造で、掲示作業の負担を減らす工夫をしています。
今後も学校現場の声に寄り添い、教育現場の環境づくりに貢献していきます。
プラス株式会社
ジョインテックスカンパニー
セールス&マーケティング本部
業態開発部 サービスビジネス企画課 課長
長山 千華
「四方良し」を実践し、新しい価値を届け続ける
ジョインテックスカンパニーが目指す「業態化」の一環として、新規の取引先や商材・サービスの開拓を担当しています。
新たな領域のビジネスを取り扱うことが多いので、知識の習得やお客様の課題を把握するうえでのハードルが高く、提案がなかなか進まないケースがあります。
そんな課題を解決するために提携先のサプライヤーと協議を重ね、お互いの役割を明確に分担することで、サプライヤーにとってはビジネス機会の損失を防ぎ、当社や販売店にとっては提案の負荷軽減を実現しています。
プラスの掲げる「四方良し」のモットーを忘れずに、これからもビジネスに携わる全員がお客様に新しい価値をお届けする一員であれるよう取り組んでいきたいです。
プラス株式会社
ファニチャーカンパニー
生産本部 本部長
井野 敏和
確かな品質で「お客様満足」を追求する
前橋工場では、確かな品質で安全・安心をお届けすることを目指し、「お客様満足」を追求しています。
活動の一環として、社員のスキル向上を目的に、技能資格とQC検定資格の取得を推進しています。また、ヒューマンエラーによる誤欠品をなくすために、紙での作業指示を廃止し、作業支援モニターによる作業指示を導入しました。人的判断を減らし、作業データを読み込むことで、必要な部品が容易に判別でき、部品の間違いを防ぐ仕組みです。さらに、社員の作業時間の削減にもつながりました。
このように、確実かつ合理的に作業できる環境づくりを心掛け、「人に 企業に そして地球にも いつも優しく もっと素敵な製品をお届けしよう」の方針のもと、これからも信頼される製品づくりをお約束します。
地球環境に満足を。
プラス株式会社
ステーショナリーカンパニー
執行役員 本部長
松本 竹志
「減らす・捨てない」モノづくり思想
文房具という商品において、プラスチックは必要不可欠な素材です。だからこそ、モノづくりの現場では「減らす・捨てない」を常日頃から意識し、取り組みを続けています。
プラスチックを「減らす」取り組みの一つとして展開している「紙ケース入り」シリーズは、2023年に「修正テープ」を第1弾として発売しました。その後2024年には「テープのり」「ケシポン」、2025年にはスタンプ製品「デコロール」を発売し、ラインアップを広げています。なかでもプラスチック樹脂を40%削減した修正テープとテープのりは、「第33回日本文具大賞2024」においてサステナブル部門の優秀賞を受賞しました。本体が紙製でありながらプラスチックと同等の強度および耐久性を維持しつつ、使用感を損なわない技術と工夫が詰まった商品です。
また、アジアで主力となっている修正テープ「MR」は、転写部分のヘッドを本体に残し、捨てる部分を減らす「省廃棄設計」で長年愛されているロングライフ商品です。
これからも、地球に優しく、使うことが楽しくなる商品を作り続けていきます。
プラス株式会社
ステーショナリーカンパニー
R&D本部 本部長
牛嶋 潤
「省廃棄」と「簡単操作」にこだわり、進化を続ける
私が入社した1998年に、当社が修正テープに商機を見出し、ベトナム工場で内製化したのが「ホワイパーV」です。しかし、当時の水準で見てもリフィール交換の際に捨てるものが多すぎることが課題でした。そこで、リフィールを修正テープが巻かれているリールのみとした「ホワイパーエコ」を2年後に発売。究極の省廃棄を実現したものの、今度は「リフィール交換に手間がかかりすぎる」という課題がありました。
こうした経緯を経て、プラスの修正テープは「【省廃棄】捨てるプラスチックはなるべく少なく!」「【簡単操作】だれでも直感的に交換できること!」という2つの視点に徹底的にこだわり、進化してきました。
修正テープ先端部分のヘッド、テープを送り出すための歯車機構、かわいい絵柄が描かれた本体ボディを何度も繰り返し使えるのは、プラスの修正テープだけだと自負しています。
そして、強いこだわりが産んだ「ホワイパーMR」は、スマートなデザインと他社が追従できない「省廃棄」「簡単操作」で、今でも世界をリードする製品となっています。
プラス株式会社
ステーショナリーカンパニー
製品戦略本部 課長
今井 哲也
プラスチック使用量を削減した「軽量クリアーファイル」「軽量クリアーホルダー」
経済産業省が定める「認定プラスチック使用製品(大臣認定基準)」の認定を文具業界で初めて取得した「軽量クリアーファイル」「軽量クリアーホルダー」の開発に携わりました。製品仕様の検討から品質評価、申請に至るまでの製品開発を短期間で進め、文具業界の第一号として認定を得ることができました。
日頃から石油資源の使用量削減に取り組んでいたことで、「プラスチック使用量の削減手法」と「道具として違和感のない仕様」の両方を素早く確定でき、短期間での製品開発につながりました。
当社には、官公庁や企業のお客様が多くいます。その流通事業を担うジョインテックスカンパニーでは、お客様がより高い環境基準を満たした製品を選べるよう、今後もグループ内で協力して取り組んでいきたいと考えています。
プラス株式会社
ファニチャーカンパニー
マーケティング本部 商品開発部 商品開発一課
岩本 塁
「MOKURALプロジェクト」で国産材の魅力を
現在、世界ではカーボンニュートラルの実現に向けた動きが加速しています。日本でも、建築分野だけでなくオフィス家具などの製品分野でも木材活用が求められるようになりました。しかし、国内の森林は十分に活用されず、手入れが行き届かないまま荒廃が進んでいる地域もあります。一方で、海外から輸入される木材の輸送過程では多くのCO2が排出されています。私たちは、この「森をめぐる課題」に向き合うことが、家具メーカーとして果たすべき重要な役割であると考えています。
そうした考えのもと、「オフィスから未来へつなげる」をコンセプトにスタートしたのが「MOKURAL(モクラル)プロジェクト」であり、このプロジェクトから、国産材を活用した家具シリーズ「Vicenda(ヴィチェンダ)シリーズ」が誕生しました。天然木が持つ温かみとスチールの強靭さやシャープな印象を組み合わせることで、現代のオフィスに調和するデザイン性と高い耐久性を両立したほか、成長が早くCO2吸収能力に優れた広葉樹「センダン」を採用。
家具材としてはこれまで敬遠されることもあった個性的な木目を、空間に豊かな表情をもたらす「自然の造形美」として積極的に活かしています。
私たちの取り組みはまだ始まったばかりです。今後もさまざまな国産材の活用を視野に、それぞれの地域が抱える森林の課題に寄り添った製品開発を進めていきます。
家具という身近な存在を通して、働く人々に木のぬくもりを届けると同時に、日本の豊かな森林資源を守り、次世代へとつないでいく――私たちは、そんな持続可能で心地良い未来を、オフィスから創り出していきます。
プラス株式会社
ジョインテックスカンパニー
商品本部 商品企画部
文具・教育用品MD課
直井 雅也
環境配慮商品の採用と拡販
ジョインテックスカンパニー 商品本部では「環境3ラベル対応商品を積極的に採用することでお客様への環境配慮商品のご提供数を拡大する。」という目標を掲げています。2000年に制定されたグリーン購入法が官公庁での物品購入指針となり、グリーン購入対応商品のご要望をお客様からいただくこともあります。例えば、川崎市の公立学校では市からグリーン購入法対象商品の購入が推進されているなど、当社のお客様からの環境配慮商品に対する期待も高いと感じています。一方で、コストの高い再生材を使用することから、多くの商品が通常品よりも販売価格が高いのが課題で、積極的に採用しても販売量が伸び悩むケースも少なくありません。
私たちは、お客様の購買代理人としてこのような課題にも向き合いながら、お客様へ環境配慮商品をご提供できるよう、今後も積極的に取り組んでいきます。
強くしなやかな組織を築く。
プラス株式会社
ジョインテックスカンパニー
東京BtoBソリューション営業部
ソリューション1課 課長
石沢 侑樹
業務効率化や災害時の備えに貢献する
東京BtoBソリューション営業部ソリューション1課に所属し、特定の業種に絞った営業ではなく、オフィス、介護、官公庁向けに必要となる消耗品・間接材の購買方法や購買管理手法を提案しています。
良いご提案をすることで、消耗品購買における業務の効率化を図り、お客様本来の業務に充てられる時間を捻出する、あるいはこれまでかかっていたコストを別の取り組みに振り向ける、などのお手伝いができたらと考えています。
また、消耗品の購買だけでなく、企業のBCP対策における災害備蓄品の調達や保管・管理方法の提案や、防災意識を高めるセミナーなども開催しています。日本は“災害大国”ともいわれる国ですので、自助・共助の意識を高める活動に貢献していきたいと考えています。

プラス株式会社
ステーショナリーカンパニー 製品戦略本部
製品戦略2部 第1企画グループ
ベク ミョンフン
ありのままの「個」が響き合う場所で、新たな価値を生み出し続けたい
世の中を変える「マイノリティ」でありたいと考えて日本での就職を決め、個の尊重を掲げるプラスに入社しました。決め手となったのは、面接を通じて実感した、一人の「個」として向き合ってくれる社風。現在は製品戦略本部で文具製品のマーケティングを担当しています。「韓国人」という属性ではなく一人の社員として評価され、「韓国人であることを忘れていた」と言われるほど個性が尊重される環境で、自分らしく働けています。経験を積むほど既存の枠に囚われがちになるのが現在の課題ですが、異なる意見を持つ同僚との対話で視野を広げるよう意識しています。活発な議論を生むオフィス環境も刺激になります。今後も自分らしさを強みに、既成概念にとらわれない新しい価値を生み出し続けたいです。