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DXを活用した新しい個客体験の提供

私たちのお客様は「顧客」ではなく、生活者一人ひとり(個人)である「個客」です。個客の「快適体験」を届けるため、ビジネスモデルそのものをデジタルへ変換し、全く新しい価値を創出することで、ワクワクするような体験を創造・提供していきます。

次世代コアビジネス創造プログラムの推進

プラス株式会社では、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みとして、2021年4月に、社長直轄のDXプロジェクト「みんなのDXプロジェクト」を立ち上げました。これは、会社のカルチャー、組織、ビジネスモデルの見直しから、社員の意識や働き方の改革、業務の効率化、データ活用の推進、基幹システムのリニューアルに至るまで、“聖域”なしの変革を進めていく未来戦略です。あわせて、“新しい個客体験”を創造する会社となることを目指し、事業を再構成していくためのポイントを示した「VISION 5Ds」も定め、これらの方針・戦略に沿って事業改革と次世代のビジネスの創造に取り組んできました。
2021年からは、みんなのDXプロジェクトの一環として、テーマを決め参加者を募集のうえ、デジタルを活用した新規事業案の検討を進める「次世代コアビジネス創造プログラム」を開催しています。今年で5年目を迎え、スプリント5(2026年度)として、新しい個客体験の創造に向けて、企画・立案を進めています。

次世代コアビジネス創造プログラムの会議
みんなのDXプロジェクト ロゴ

DXを通じた価値創造

みんなのDX Chat、みんなのDXダッシュボードの開発と活用

プラス株式会社は、社員一人ひとりの創造性と課題解決力を高めることを目的に、デジタル活用を推進しています。その一環として、2024年に生成AIの技術を活用した社内向け業務支援ツール「みんなのDX Chat」を開発しました。社内業務に関する情報を入力しても社外に漏洩しない設計で、安心して利用できるのが特長です。アイデア出しや文書のドラフト作成、論点整理など、日々の業務の中で幅広く活用されており、効率化とクリエーション支援の両面で効果が期待されています。
あわせて、社内で進行中のシステム開発の内容や進捗を全社員が確認・意見投稿できる「みんなのDXダッシュボード」を公開しました。誰もが開発プロセスを閲覧、意見を投稿でき、社員からのフィードバックを改善に活かせる仕組みで、開発サイドの属人化を防ぎながら、組織全体での共創を実現しています。これらの取り組みにより、社員がデジタルを「自分ごと」として捉え、自発的に業務改善や新しい価値創造につなげる企業カルチャーの醸成を進めていきます。

情報基盤の統合と業務効率化

プラス株式会社では、新しい個客体験の創出と業務高度化を目的に、社内のデータおよびコミュニケーション基盤の統合を推進しています。これまでは部門ごとに異なるシステムや集計方法が存在し、データが分断されていることが大きな課題となっていました。そこで2026年2月に、データの共有基盤を一元化するとともに、データ分析アプリケーションを導入。これにより、部門横断でのデータ統合と可視化が可能となりました。このデータを迅速かつ的確な意思決定に役立てるとともに、さらなる高度な活用にも取り組んでいます。
また、2026年3月のクラウド型コンテンツ管理プラットフォームの導入を契機に、それまで複数のクラウドサービスを併用していたコミュニケーション環境を見直し、コミュニケーションとそれに関するデータ管理の基盤を一つの統合環境へ集約しました。これにより、社内外との安全で円滑な情報共有体制を構築するとともに、アクセス権限の適切な管理や操作ログの可視化を通じて、情報セキュリティとガバナンスを強化しています。また、ツールや運用ルールの標準化を進めることで、業務効率の向上、運用負荷の軽減、情報管理の一体化を実現します。今後も業務効率化とセキュリティ強化を両軸で進め、より質の高い個客体験の提供と、持続的な企業価値向上につなげていきます。

DXによる職場の快適・満足度の向上

職場価値の可視化と最適化

オフィスの「イゴコチの見える化ソリューション」の提供

プラス株式会社 ファニチャーカンパニーは、ワークプレイス戦略の重要性を見据え、オフィス環境づくりの新たなアプローチ「イゴコチの見える化ソリューション/Data Based Working®※1」を2024年12月から提供開始しました。企業のあるべき姿・働き方を実現するために、社員の満足度と、オフィスの利用状況やオフィス環境についての測定データを収集・分析し、“イゴコチの見える化”を行うことにより、社員一人ひとりにとって身体的・心理的に快適なオフィスづくりを提案しています。
オフィスにおける快適性・安全性や社員間のコミュニケーション状況を、座席管理システム(Suwary※2)やAIカメラ、CO2・温湿度・照度・音のセンシング、エンゲージメントに関わるアンケートの調査結果などから見える化し、お客様それぞれの理想のオフィス環境実現に向け、継続的なオフィス改善につなげていきます。

イゴコチの見える化ソリューション ロゴ
イゴコチを見える化するプロセス

販売店向けポータルサイト「PLUS Partner's Gate」の開設

プラス株式会社 ファニチャーカンパニーは、2026年4月に、販売店支援の強化を目的としたポータルサイト「PLUS Partner's Gate」を開設しました。
本ポータルサイトでは、「お買い得情報」「製品情報」「各種営業支援ツール」をはじめ、カタログ情報や納入事例、工事に関する規約など、営業活動に必要な情報を一元的に集約しており、サイトユーザーが必要な情報へ迅速にアクセスできます。将来的にはAIチャット機能の導入も予定しており、多様な問い合わせに対して迅速かつ的確に回答できる環境を整備するともに、単なる情報掲載の場にとどまらず、販売店との双方向のコミュニケーションを促進するプラットフォームとして機能させることを目指しています。また、販売店ごとの利用状況や地域別データなどを可視化・分析し、得られた知見を自社の営業活動にも活用することで、提案力の向上や販売店との関係強化につなげていきます。

「PLUS Partner's Gate」の画面

DXによる購買業務の効率化提案

ビズネット株式会社では、お客様やサプライヤーの皆様を対象に、発注・受注に関する業務全般を改善するシステムソリューション「購買管理プラットフォーム」を提案・提供しています。購買業務は、都度の商品選定・価格検討・在庫管理・支払処理など、多くの工数を伴う業務です。これに要する時間やマンパワーの削減が、多くの企業で課題となっています。ビズネット株式会社は、こうした課題を解消するため、お客様やサプライヤーの業務プロセスを分析し、慣習などで行ってきたと思われる不要な業務を廃止して、本質的に必要な業務だけを残すことを提案しています。これにより、購買業務における省人化・業務効率化だけでなく、ペーパーレスの実現など省資源化にもつなげ、人と環境の双方に優しい仕組みを実現します。

関連リンク
間接材購買のDX化を実現した導入事例(損害保険ジャパン株式会社)
「購買管理プラットフォーム」によって調達・購買時間が3分の1に削減された事例