有害化学物質の把握・削減
水質・大気・土壌汚染や人体への影響が懸念される化学物質を含有する原料から、より安全な原料の使用へ切り替えます。社員・お客様に対して化学物質に関する適切な情報開示に努め、地球環境に配慮した安心・安全な商品を提供します。
製品化学物質・有害物質管理の徹底
環境負荷物質の排出量低減に向けた取り組み
海外工場におけるVOC(揮発性有機化合物)排気処理・排出抑制
PLUS VIETNAM INDUSTRIAL CO., LTD.(以下、PVI)ビエンホア工場およびヌンチャク工場、普楽士文具(上海)有限公司 上海工場、汕頭普楽士儀器有限公司 汕頭工場では、活性炭のフィルターを通して大気汚染の原因となるVOC※を除去するVOC排出排気処理システムを導入しています。またPVIでは、VOCの排出管理対象エリアを設定し、年2回の定期モニタリングにより空気中のVOC濃度を確認しています。2025年度の測定においても、各対象エリアにおいてVOCは検出されませんでした。
また、汕頭工場においては、一部のホワイトボードにおいて水性塗料・粉体塗装や水性接着剤を使用した独自の開発工法を用いることによりVOCの排出を抑制し、環境汚染と工場作業者の安全に配慮しています。
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揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称。
VOC排出排気処理システム
(普楽士文具(上海)有限公司)
VOC排出抑制製品の開発・製造
有機溶剤を塗料に含まないホワイトボードの開発(プラス株式会社)
プラス株式会社は、VOCの排出抑制に配慮したホワイトボードシリーズを販売しています。VOCの発生原因となる有機溶剤を含まない水性塗料を使用した「水性塗装鋼板」をホワイトボード面に使用することで、環境負荷を低減するだけでなく、使用者の安全向上にもつなげています。
2025年1月には新たにグループワークに特化した「グループワーク向け小型ホワイトボード」をラインナップに加えました。
プラスチック部品の低VOC材料への切り替え(セーラー万年筆株式会社)
セーラー万年筆株式会社 広島工場では、2023年以降、プラスチック部品について低VOC材料への切り替えを進めています。約20部品において、従来材料と比較してVOC放散量が約60%※少ない材料を採用することで、使用時の安全性に配慮するとともに、製造工程における作業環境の改善にもつなげています。
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JASO M 902に準拠し算出
消しゴム原料でのフタル酸系可塑剤の排除
プラス株式会社では、2022年に消しゴムの「AIR-IN(エアイン)」シリーズ(一部除く)において材料組成の見直しを行いました。長期的な使用でヒトへの有害性を示す懸念がある「フタル酸系可塑剤※」を使用しないようにすることで、製品の安全性を向上したものです。
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主にポリ塩化ビニル(PVC)などのプラスチックに柔軟性を持たせるために使用される添加剤。一部の種類については内分泌かく乱作用や生殖発生への影響が指摘されており、長期的な曝露による健康リスクが懸念されている。
PFAS(有機フッ素化合物)を含まない製品仕様への切り替え
PLUS Corporation of Americaでは2025年に、ハサミ製品「Twiggy Scissors」において、のりなどの付着を軽減するために使用していたフッ素加工を見直し、PFAS※を含まない仕様へ変更しました。
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有機フッ素化合物(Per- and Polyfluoroalkyl Substances)の略称。水や油をはじく性質を持ち、自然環境中で分解されにくいことから環境や健康への影響が懸念されており、米国、欧州を中心にPFASを含む製品に対する規制の動きが広がっている。
法規制の順守と汚染予防
環境関連法規およびプラスグループが同意したその他要求事項を順守し、必要に応じて自主基準を設け、環境汚染の予防に努めています。
| 予防に向けた訓練 | 主な活動内容 |
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| 工場排水緊急時模擬訓練 (プラス株式会社 前橋工場) |
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| 工場排水管理 (セーラー万年筆株式会社 広島工場) |
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| 毒物および劇物・危険物管理 (プラス株式会社 前橋工場、セーラー万年筆株式会社 広島工場) |
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| 有機溶剤・特定化学物質管理 (プラス株式会社 前橋工場) |
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| 化学物質管理体制の整備 (日本ノート株式会社 平島工場、セーラー万年筆株式会社 広島工場) |
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| 化学薬品漏出時模擬訓練 (PLUS VIETNAM INDUSTRIAL CO., LTD.) |
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製品使用時の安全喚起
危険性・有害性の情報提供
プラス株式会社では、Webサイト上にお問い合わせ窓口やFAQ、取扱説明書・組立説明書を掲載し、液体状製品においては、人体や環境に対する有害性、引火・爆発性などの性質、緊急時の措置等を記載した「安全データシート(SDS)」により注意喚起を行い、お客様がいつでもダウンロードできるよう整備しています。
