写真:開発者に聞いてみた|Vol.7 ito/oshi(イトオシ)
開発者に聞いてみた |
Vol.7 ito/oshi(イトオシ)

快適に、スマートに、美しく
大人の推し活ライフを応援

今や政府や日銀のレポートにも登場し、市場規模は数兆円*との試算もある「推し活」。

2024年にデビューした推し活応援製品「ito/oshi(イトオシ)」シリーズは、ユーザー目線を追究したものづくりで、既存のグッズにはない独自性が高い評価を受けています。

自身も推し活をしているという開発担当者に、こだわりやこれからの展望を聞きました。

2025年7月15日 野村証券 WEBサイト「NOMURA ウェルスタイル」より

「ito/oshi」の開発経緯を
教えてください。

私は入社以降、ファイルや収納用品を担当してきましたが、ペーパーレス化やコロナの影響による仕事のオンライン化で、書類を収納するカテゴリは縮小傾向にありました。文具売場を活性化する新しいアイディアを社内で模索する中、推し活って収集したり収納するものが多いよね、という点が話題になりました。私自身も推し活をしており、社内にもさまざまなジャンルで推し活をしている人がいて、各部署から「推し活向けの収納用品がほしい!」という声が上がったことから、プロジェクトが始まりました。

約1年の開発期間を経て2024年10月に第一弾15製品、2025年8月に第二弾7製品が発売されました。市場にはすでにたくさんの推し活製品がありますが、「ito/oshi」の独自性とは?

デザイン面では、さりげなくスマートに持ち歩いたり、ライフスタイルに溶け込むことができるシンプルさが特徴です。既存の推し活グッズは「飾る」「目立たせる」方向性がメインでした。しかし、社内で20〜30代の推し活中の方に話を聞いたところ、「普段は推し活をしていることをアピールしたくない」、「グッズなども会場へ行くまでは見せたくない」という声が多かったんです。そこから、大人の推し活に寄り添うスタイリッシュなデザインという軸が生まれました。
一方で、機能面はファンの目線で徹底的にこだわりました。例えば、クリアーホルダー類には一般的な製品にある指掛けがありません。挟むチケットや写真、雑誌の切り抜きなどを全面保護するためです。またうちわを保護する透明なカバーも、既存品は塩ビシート製でやわらかい物が多いですが、ito/oshiは高透明PPシート製で、しっかりした硬さで傷を防ぎながらうちわのデザインがきれいに見える点が特長です。

発売後の反響はどうでしたか。

リアルな推し活シーンを探求したことで生まれた、これまでにない新しい仕様のアイテムが好評です。一例がポスターファイル。推し活では、音楽系ではライブのスローガン、アニメ系ではコラボカフェのランチョンマットなど、大判の紙類を持ち帰ることが多いのですが、輪ゴムやテープで丸めると紙が傷むのがネックでした。そこで、普段は平面で、紙を挟む時だけ筒状に変化するポスターファイルを開発しました。最大B2サイズまで、端を保護しながら折らずに持ち運べます。展示会でもバイヤーや文具メーカーの方に「これはすごい!」「実際に欲しい!」と熱い反応をいただきました。

これからの課題や展望を
聞かせてください。

実際に手に取ってみた方からは高評価をいただくのですが、機能や便利さが伝えきれていないと感じています。お客さまとの接点づくりや発信方法の工夫で、もっと広く、分かりやすく伝える方法を検証していきたいです。
推し活は本当に多様なジャンルがあり、収納するものも多岐にわたります。これからもラインナップを拡充し、「推し活で欲しいものは、ito/oshiで全部揃うね!」と言われる存在を目指していきたいです。
仕事に家事に、なにかと忙しい大人の方々が推し活をする時、ストレスなく、快適に収納できることで、もっと推し活を楽しんで、生活がよりよくなる後押しができたら嬉しく思います。

左)ライブ会場で入手する銀テープの収納は、雑誌の推し活特集でも取り上げられる注目商品。丸めて綺麗に持ち帰れる組み立て式ケースと、すっぽり収納できるボックスを開発。 中)プリントアウトした紙を簡単にはめこめるうちわチューブ。うちわを糊で貼る手間から解放されうちわを繰り返し使えると好評。 右)大判の紙を折り曲げず、端を保護しながら持ち運べるポスターファイル。

写真:インタビューでグッズを紹介する様子 写真:インタビューでグッズを紹介する様子
写真:インタビューでポスターを紹介する様子