プライフーズ株式会社
ゴーデックスカンパニー様
伊勢原工業団地にあるプライフーズ株式会社ゴーデックスカンパニー様
の新社屋建替えプロジェクト。
それは社員と会社の成長が持続する環境とは何か、ゼロからともに考
え、工業団地における働き方を変革するという、地域にも一石を投じる
事業でした。
プラスは、人が活き活きと働き、成長や誇り、愛着を生み出すために必
要なものを「縁」と捉え、「3つの縁」というコンセプトを軸に社屋づく
りに取り組みました。
建築構想段階から監修し、
コンセプトをきめ細かく体現。
プライフーズ株式会社ゴーデックスカンパニー様は、食鳥処理機械の国内トップシェアメーカー。本社は神奈川県の伊勢原工業団地にあります。社屋の老朽化に伴い建替えを検討する中、社員と企業が成長し続けるために必要なことは何かを考え、構想段階から併走できるパートナーを探されており、プラスがその役目を担うことになりました。
建替えにおける焦点は、働き方とマインドを変えること。工業団地という環境は立地の特性上、効率的な反面、人や社会とつながる機会が限られ、ルーティンな働き方や考え方に陥ってしまうという危機感をお持ちでした。それらを変革するための鍵は、人と人のつながり=「縁」と考え、さまざまなつながりが生まれる場を「三つの縁」という切り口で整理し、空間を計画しました。
一つ目は、知識の融合や継承を促す「知の縁」。その象徴が1階と2階をつなぐ吹き抜け階段のライブラリーです。日常の動線の中で、仕事に役立つ専門書や、趣味や教養が深まる本を手にすることができ、自然と社員同士の知識の継承やコミュニケーションが広がる空間が生まれました。
二つ目は会社のビジョンやマインドを共有する「心の縁」。部署ごとに分かれていた執務エリアを、間仕切りのないワンフロアに集約化。部署を超えて互いの熱量や空気感が伝わる環境を整えました。
三つ目は協業者や消費者との関係を築く「人の縁」。1階リフレッシュスペース外のテラスは、ガラス戸を全開すると屋内外がひと続きになり、イベントスペースに。地域スポーツチームの催しやお子さま向けの体験イベントなど、社外との交流を図るための拠点が誕生しました。
さまざまなアプローチで「縁」を育む仕掛けを施した新社屋。その志を象徴するのが「縁側」を表現した木彫の大庇です。内と外をやわらかくつなぐ庇の下には、床から天井までの大きな窓が並び、中で働く人の姿が映し出され、地域の風景に溶け込みます。
今回のプロジェクトは、建築構想段階からプラスが監修に関わることで、きめ細かくコンセプトを体現することができました。人と人のつながりから活気やアイデアが生まれ、新たな価値創造につながる場所へ。完成した社屋は、プライフーズ様において象徴的なオフィスとなり、伊勢原工業団地の中でも新しい働き方を発信する所として存在感を放っています。
ぬくもりを感じさせるシンボリックな外観。
リフレッシュスペースのテラス。
汎用性のある空間で地域との縁を結ぶ場に。