納入事例

株式会社プレステージ・
インターナショナル様

エンドユーザーのお困りごとを解決するBPO事業に特化し、
全国に拠点をもつ株式会社プレステージ・インターナショナル様。
「事業創業を通して、社会に貢献できる企業でありたい」との思いから、
それぞれの地域に根差して設計されたオフィスデザインが特徴です。

※BOP:ビジネス・プロセス・アウトソーシング

プレステージ・インターナショナル様がオフィスづくりで大切にされているのが、質の高いサービスを安定して提供し続けるための「地方都市での雇用の創造・継続」、それを叶えるための地域に根差したオフィスです。今回は、全国の拠点の中から新潟BPO魚沼テラスと秋田BPO横手キャンパス、山形BPOパークをご紹介します。

市民に開かれ事業のハブとなる、
行政窓口と一体となった複合拠点。

新潟BPO魚沼テラスは各拠点のハブBPOとして魚沼市に計画され、市町村合併に伴う庁舎機能再編の対象となる旧湯之谷庁舎を活用した、行政窓口と一体となった複合型施設です。今回、プラスが担当したのはオフィスエリアですが、行政部分を担当される市役所の方とも議論を重ねることで、オフィスの快適性や高いセキュリティを確保しながらも、市民に開かれた一体感のある空間を実現しました。

行政サービスの窓口や図書室のある1階部分には、従業員だけでなく地域の方々も利用できるエントランスホールやカフェスペースを設置。オープンな空間は市民の憩いの場として日常的に利用されています。また、2階のオフィスエリアには、多様なリフレッシュコーナーやオペレーションルームに面したコリドースペースにベンチやテーブルを配置するなど、従業員同士のコミュニケーションや気分転換を意識した設計となっています。

地域の人々に利用されてきた施設であるため、既存庁舎の良さを残しながら内装や設備を改修することを意識しました。「テラス」のように気軽に立ち寄れ、これからも市民の皆様に愛される地域のランドマークとして、地域とともに成長することを期待しています。

上:秋田BPO横手キャンパスのリラックスゾーン。休憩時間のリフレッシュ、居心地のよさを大切にした、窓に面した開放感のあるスペース。下:山形BPOパークのカフェテリアは1階と2階で雰囲気を変え、その日の気分で寛ぎ空間を選べるように。
上:オペレーションルーム前のコリドースペース。広い廊下だったスペースを活用し、ベンチやテーブルを配置してコミュニケーション空間に。下:2階オフィスエリアの入り口、インフォメーションカウンター横にはセキュリティーゲートを設置。

従業員、そして市民へと
コミュニティが拡がるオフィスへ。

プレステージ・インターナショナル様のオフィスでは、従業員が1日を過ごす空間として働きやすさとともに、休憩時間の居心地のよさも大切にしています。窓から採光が入る開放感のある空間や場所によってコンセプトを変えて空間に変化を持たせるなど、施設内でも気分転換ができるような空間設計へ。特に女性が多いため企業内保育園の設置やレストルームの居心地にも配慮しています。また、施設内にあるカフェテリアやカフェスペースは従業員だけではなく地域住民も利用できるようにし、地域の憩いの場としての役割を持たせている拠点もあります。山形BPOパークは「ガーデンからパークへ」をコンセプトに、既存の建築を活かしながら増築、リニューアル。敷地内のパークエリアや増築部分に移行したカフェテリアはイベント時などに地域住民も訪れることができます。2021年、日経ニューオフィス賞の東北ニューオフィス奨励賞を受賞しています。

地域の雇用を生み出すとともに、地域に開かれた市民の憩いの場となるオフィス。それは地域に応じてオフィスデザインを変えながらも変わらない、プレステージ・インターナショナル様の一貫したデザインコンセプトです。

上:秋田BPO横手キャンパスのミーティングルーム。ガラスで仕切ることで採光も入り、開放感のある空間に。下:山形BPOパークの宿泊室は従業員が出張時などに利用。ホテルライクとホームライクを組み合わせて心地よい空間に。