プラスの文具使ってみた|Vol.2 Deco Rush

Deco Rushで伝えてみた

修正テープのように、ワンタッチでイラストが転写できるデコラッシュ。
カラフルなイラストと手書きのメッセージを組み合わせれば、温もりのある表現で思いを伝えることができます。
リモートワークだからこそ、アナログのコミュニケーションでつながってみては?
今回、デコラッシュ愛用者の皆様にさまざまなアイデアを伺いました。

写真+メモ+デコラッシュで、
旅先の思い出を鮮やかに。

加藤千香さん

旅行の写真は、1冊のフォトブックにして残しています。旅先で出会った人やモノ、食べたものなど、その時感じたことも書き記して旅の記録に。コラージュでラインを引いたり、絵柄も入れて、誌面のデザインを工夫するのが楽しいですね。

必見!デコラッシュ、アンバサダーのスゴ技、手帳活用術。

A:デコラッシュの活用方法は? B:お気に入りの柄は?

  • @mimi05210929さん
    A:マンスリーページの小さいマスにも可愛くデコできて、手帳を見返すのが楽しくなります。専用消しゴムで修正できるのも◎。B:吊り輪(可愛いくてあちこちに吊り下げたくなる)、病院(大活躍)
  • @3_7_gramさん
    A:生活に寄り添った柄が沢山あるので、バーチカル手帳にデコラッシュは欠かせません。一目でパッとわかるのもGood!B:ツリワ、ダンス、ハイキングなどのシリーズがかなり気に入っています。
  • @aya_techo_429さん
    A:少しの隙間でも引けるので、可愛くしたいけどシールが貼れない...という時に活躍してくれます。リニューアル品は以前よりも引きやすくなって嬉しいです。B:荷物(コロナ禍でネットショッピングが増えたので)
  • @dorayaki.41さん
    A:手帳のエピソードに合わせて使うのがお気に入り。異なる柄が次々と出てくるので、「どんな柄が来るかな〜」とワクワクしながら引けるのも魅力です。B:手帳、買い物(カートの中にクマがいる♡)

出社時に会えなくても、デスクに手書きメッセージがあると嬉しい。

森 歩美さん

会社はリモートワークが定着したので、出社しても会えない人がいるのが寂しいですね。そんな時、デスクに旅先のお土産や手書きのメッセージがあると嬉しくなります。デコにもほっこり。仕事の用事がなくても話すきっかけができてオススメです。

ほんのひと手間、デコするだけで、
ギフトも演出もスペシャルに。

鈴木裕美さん

ちょっとしたイベントやギフトの演出によく使います。例えば、ノーマルなメッセージカードもデコラッシュでバースデーカードに。爪楊枝にデコしたフラッグをつけてパーティの料理を華やかにすることも。デコしたカードに鳩目パンチを使えばラッピングもさらにお洒落に。

DecoRushについて、
開発者に聞いてみた!

テープを引くだけで手帳やノートにデコレーションできる
デコラッシュは、2021年、発売10周年。
書くことで思考が整理されると手書きの手帳派が増加する中、
手帳の推し文具としても注目されています。
今回は、手軽さ、可愛さの裏側にある開発話を、
開発当時にも担当していた
制作クリエイティブ本部の福田瑞穂(写真右)と、
現在の担当者加藤優美(写真左)に聞きました。

デコラッシュの開発経緯を教えてください。

福田
もともとは修正テープの開発がはじまりです。ペンタイプの修正テープの発売を検討する中で、中高生のノートの使用状況を調査したところ、重要ポイントなどに星やハートを描いて目立たせるなどのデコレーションが多く見受けられました。当時は絵柄のマスキングテープが出回り出した頃でデコレーションブームでもありました。修正テープの機能を使えば、貼るよりもスマートに、描くよりも簡単に、誰でもデコレーションが楽しめる、「修正しながら描く」と発想を転換することでデコレーションテープが誕生しました。

世界13カ国で特許出願している
スムーズトルク機構とは?

加藤
デコラッシュは、世界13カ国で特許出願の「スムーズトルク機構」という当社独自の技術を搭載した、当社の主力商品の修正テープがベースです。修正テープは、初めは軽いトルクで引けるのですが使っていくうちにテープの引きが重くなり、テープがよれたり剥がれたりすることが課題でした。そこで、トルク部分に小さなギアを一つ追加することで最初から最後まで一定の力でスムーズに引けることを可能にしています。

福田
デコレーションの観点でいえば、テープがよれたり削れないことで、最後までキレイにイラストを転写することができます。インクが裏抜けしないことや凸凹しないことも修正テープの特性が活かされています。

リニューアルにおいて、
工夫された点はありますか?

加藤
イラストはライフスタイルに合わせて傾向を変えています。最近でいうと在宅ワークが増え、オンラインミーティングや配達の受け取り、動画配信などが特徴的です。イラストを時系列で並べると時代背景が垣間見えて面白いかもしれません(笑)。発売当初は中高生向けに可愛らしいものがメインでしたが、最近は、自分と向き合う時間、日記がわりに手帳時間を確保する人が増えているため、社会人を想定した機能的なデザインも意識しています。

福田
今回、パッケージも一新しました。通常、文具のパッケージは、製品が汚れないように、直に触れないようにと、透明プラスチックで密閉したブリスターパックが主流なのですが、環境問題の観点から紙にシフトし、抜き窓にして中が見えるようにしました。新しい試みでしたが時代に応じたリニューアルに皆様からはご支持、高評価いただいています。

発売から10年、印象深い出来事
はありますか。

福田
私は初代デコラッシュチームメンバーとして開発に関わっていました。今回10周年を迎えるにあたり8年ぶりにデコラッシュの開発に関わり、発売当時小学生だったお客様から「10年ぶりに懐かしくて買いました」との声をいただいた時は感慨深かったですね。

加藤
私はとにかくものづくりが大好きで、プラスに入社した動機も「人が創造する行為をサポートする道具を作りたい」でした。自分の担当したデコラッシュが手帳の推し文具として雑誌で紹介されているのを見て、人の思考をサポートできていると実感できて嬉しくなりました。

これまで発売された絵柄は、
200種類以上!

季節限定柄から人気キャラクターとのコラボまで、その絵柄は発売されたデザインだけでも200種類以上。アイデアスケッチ段階のものを入れると途方も無い数になります。最近では、地元の絵柄やゆるキャラを用いた、地方限定デコラッシュも誕生しています。