立春が過ぎ、日差しや風が少しだけ春めいてきた2月半ば。
赤坂コミュニティカレッジでは、盆栽家の樹 弥沙(いつき みさ)先生をお招きし、小さな季節の盆栽を作るワークショップを開催しました。
2月から4月ごろにかけて花が開く、馬酔木(あせび)の苗の土をほぐし、デザインを決めながら鉢に移し替えていきます。
苗の形は千差万別、皆さん悩みながら斜めにしたり、真っすぐ立ててみたり。
参加した私達スタッフも熱中してしまいました。
針金で底網をしっかりつけること、苗を固定することが大切なポイント。
この処理をしっかりすることで、害虫の侵入や根腐れを予防できるそうです。
形がきまり、表面に新しい土を敷き詰めたら、最後に装飾の苔を貼っていきます。
苔を手に取り、貼りたいところに置いて、箸で強めに押すとあっという間に土にめり込んでいきます。
馬酔木の苗の土や苔は、湿度をもっているため手に取るとひんやりと感じ、その感触がとても心地よく、まさに「癒し」。
慌ただしい日常からちょっと距離を置いて、盆栽に向き合う時間はとても貴重な体験となりました。
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