ゆらゆらと実が揺れるアレンジ 20160711-0715
7月に入り、ますます暑い日が続いていますね。
植物も野菜も生き物も活発に成長するこの季節。自分の細胞も活発に成長するのか、夏の季節のわくわく感がたまりません。
今週のニコライさんのアレンジは、なんともユーモラス
ヒペリカムの赤い実がゆらゆら揺れて、昆虫の触角みたいだし、ジンジャーの花にもたくさんの足が生えているみたい。...
きれいなアレンジも、たまには視点を変えて昆虫をイメージして見てみたりすると楽しいかもしれません。
期間:2016.07.11~07.15
・クルクマ
インドやタイなどの熱帯アジア原産の球根植物です。
このクルクマ、あの有名なウコンの仲間だそう。
初夏から秋にかけてピンクや白・赤紫の美しい苞を出します。その苞の中にはひっそりと小さな弁のような花を咲かせます。
・ラグラス
原産地はヨーロッパのイネ科の一年草。
英名ではバニーテール、和名はウサギノオ
その名前の通り、ふさふさした可愛らしい花です。
・ジンジャー
ショウガ科
英名はジンジャーリリー 和名は花縮砂(ハナシュクシャ)
赤い部分は花ではなく、苞です。苞の中に白い小さな花が咲きます。
・ヒペリカム
花の名は、ギリシャ語の「hyper(上)」と「eikon(像)」で、祭典で魔よけの像の上に花が置かれていたことから名づけられたそう。
金糸のおしべが可愛らしい黄色い花を咲かせ、花が散った後は赤や緑、ピンクなどの実をつけます。
今回のアレンジでは、実だけを使って。
するんと伸びた茎の先に赤い実がちょこんとついて、ゆらゆら揺れる様は、昆虫の触角を思わせるようで、なんともユーモラスです。
・スチールグラス
オーストラリア原産のススキノキ科の植物。
学名は「Xanthorrhoea」 ギリシャ語で「黄色い流れ」という意味があります。
茎に傷をつけると黄色い樹脂(グラスツリー・ガム)が出るんだそう。それが由来です。
成長の遅い植物属で、中には数百年生きている種もあるのだそう。
花言葉
・クルクマ:忍耐、乙女の香り、因縁、あなたの姿に酔いしれる
・ラグラス:感謝
・ジンジャー:信頼、あなたを信頼します、豊かな心、慕われる愛、無駄なこと
・ヒペリカム:きらめき、悲しみは続かない
・スチールグラス:素直