今週のニコライさんアレンジは、ピンク色のクルクマとフトイのサヤがショールームの天井に向かって、まっすぐ伸びているのが清々しく美しい作品。
目線を落とすと...!可愛らしいサイズの姫リンゴが葉の隙間から顔を出しています!
色とりどりの美味しいリンゴの季節、到来です♪
期間:2015.09.28~10.04
・クルクマ
ショウガ科クルクマ属
ウコンやショウガの仲間で、食用と観賞用があります。
ピンクが鮮やかな大きな苞の隙間に、小さな紫色の花をこっそりと咲かせています。
クルクマとはアラビア語の「クルクン(黄色)」から来ており、黄色い根を染料としていたことにちなんでいます。
・フトイ
カヤツリグサ科ホタルイ属。
漢字にすると「太藺」。葉が退化しており、さやの部分のみとなっています。
国外のある部族は生活に欠かせない植物としてフトイを重宝しているそうで、フトイの一種・トララを乾燥させて水面に大量に重ね、その上に家を建てるそうです。
・姫リンゴ
りんごは、聖書やギリシャ神話に登場する重要なアイテム。
旧約聖書によると、神が作った最初の人間「アダムとイブ」は「禁断の木の実」を食べたために楽園を追われた・・・とされています。が、旧約聖書ではこの木の実「リンゴ」と断定はされていないそうです。
また、ギリシャ神話では「争い(不和)のリンゴ」とされ、自分こそ一番美しいと思っていた女神たち、ヘラ、アテナ、アフロディテが「最も美しい女性へ」と書かれた黄金のリンゴをめぐって争うというエピソードも。
そんなことから、"誘惑"や、"最も美しい女性へ"といった花言葉がつけられているのだとか。
花言葉
クルクマ:乙女の香り、因縁、あなたの姿に酔いしれる
フトイ:肥大、品位、無分別
姫リンゴ:誘惑、後悔、最も美しい女性へ