世界に向けた生産拠点としてベトナムに第２工場を新設

プラス株式会社（東京都港区 代表取締役社長 今泉公二）は、ベトナム・ドンナイ省に文具・事務用品の第2工場を新設し、現地での生産能力を倍増します。
新工場は、グループ企業であるプラス ステーショナリー株式会社(東京都港区 代表取締役社長　武藤三郎)が全額出資する現地法人、プラス ベトナム工業株式会社（ＰＶＩ）が、ドンナイ省ニョンチャック3工業団地内29,000m2の敷地をベトナム政府から賃借し、1月末に着工。7月に竣工し、8月本稼働の予定です。

プラス ステーショナリーは、中期経営目標として、売上高2010年240億円、2012年300億円を掲げており、この実現に向けて海外事業の強化・拡大を積極的に推進しています。
ベトナムには、業界に先駆けて1995年に進出し、翌年から樹脂製品の主力工場としてスタート。後に　紙製品の生産を取り込み、生産品目の増加や欧米への輸出拡大に伴い、二期、三期と増設してまいりました。この度の第2工場の新設により、金属製品の内製化と樹脂製品の拡大を図ることになり、ベトナム工場は樹脂・紙・金属を３本の柱とする、文具メーカーとしては類を見ない多品目生産工場となります。

新工場は、同じドンナイ省のビエンホア市にある第1工場から45キロ、車で約1時間という利便性に加え、2009年開港予定のカイメック国際港をはじめ、ホーチミン市と結ぶ高速道路、ロンタン新国際空港（ともに2011年完成予定）などアクセスに恵まれ、抜群のインフラ条件が整った好立地です。
生産品目は、第1工場から生産量の拡大しているPPファイルとホッチキス針を移管するほか、ホッチキス・クリップ類等の金属製品の製造を予定。日本向けはもとより、ベトナム国内、北米、ヨーロッパへの輸出向け製品を生産します。新工場の新設により、第１工場は修正テープ、のりテープ、紙製ファイル、樹脂成型品の主力工場となります。

今後は第1工場と密接な連携を図りながら、同等規模の生産体制確立を目指します。生産高目標は、2010年末で第１・第２工場合わせて80億円。2008年末の第１工場実績の40億円から倍増させる計画です。また、プラス ステーショナリー全体の内製化比率も、現在の約40%から2010年までに70%へと引き上げ、文具メーカーとして生産技術力の強化と納期の迅速化を図ってまいります。
なお2005年から中国・上海で紙製ファイル、汕頭(シャントウ)では2007年から修正テープの生産を開始しており、新工場は、プラスグループとして4番目の文具・事務用品の海外生産拠点となります。

記

■プラス ベトナム第2工場の概要

※参考資料

＜プラス ベトナム第1工場の概要（現状）＞

＜プラス グループの海外生産・調達の沿革＞

本件に関するお問合せ先

報道機関からのお問合せ先
プラス株式会社　港区虎ノ門4－1－28 虎ノ門タワーズオフィス12F
コーポレート本部　経営企画部門　広報担当　　藤原
Tel.03（5860）7012　　Fax.03(5860)7070

プラス広報事務局
Tel.03（5251）4779　　Fax.03（3504）8651