会議の新兵器「ダイレクトプロジェクタ DP-10」

当時、会議におけるプレゼンテーション・ツールは、オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)が多く使用されていましたが、原稿作成に透明なプラスチックシートを用いたり、カラースライドを作成するなど手間とコストがかかり、色の再現性にも欠点がありました。このDP-10はOHPに使用していた資料はもちろん、書籍やカタログ、商品などの立体物をステージに乗せるだけで、スクリーンに鮮明な画像を映し出すことができます。
このDP-10を「電子黒板」に続くビジネスミーティング分野の第二弾の商品として位置づけ、後に発売となる、液晶プロジェクタ、DLPTMプロジェクタの商品化にも積極的に取り組みました。